OutSystemsについて

コーディングに区切りがついたら『1ClickPublish』を押すだけです。即アプリの作成・反映が行われ、動作確認が可能になります。
変更はシステムが常に自動認識しているため、参照整合性は常に確保され、本質的なコーディング以外に気を回す必要がありません。開発者はコーディングに意識を集中できます。

一般的に使用されるテキストボックス、ボタンはもちろん、カレンダーやテーブルリストのようにあったら便利なパーツの種類が豊富。
その他にも画面レイアウトを調整してくれるパーツ等があり、作成時間が軽減されます。
デフォルトパーツだけで不足する場合はカスタムされたパーツが公開されているので、それらをダウンロードするだけで利用できます。
基本的に必要なパーツは揃っているので、自分達で一から作成する必要はありません。

OutSystemsの開発環境であるService Studioには、AIや機械学習機能が組み込まれており、開発者が作成するコンポーネントに適したパターンを提示してくれます。

例えば変数名から型を予測して自動入力してくれるため、素早くそして正確なロジックを組み上げる事ができます。

従来の開発においては、作成したモジュールに修正や変更がある場合、アプリケーションの検証を行うまでにはソースコードのデプロイやサーバーの再起動など開発者にとって負担になる作業がいくつか存在します。
OutSystemsには[1-Click Publish]という機能があり、該当モジュールの検証やソースコードの更新、コンパイル等の作業がワンクリックで実行されるので開発者はボタン一つで容易に変更後のアプリケーションを検証することが可能です。

画面を含む各種部品にはセキュリティに関する機能が「最初から」含まれています。勿論、ID管理機能も最初から実装されていますし、ActiveDirectoryやLDAP、その他の認証基盤との連携も容易です。画面はIDでも、IDに紐づけた役割（Role）でもアクセス制御できます。
このIDや役割はアクションの処理中や画面処理中でいつでも参照でき、処理をそれに応じて変えたり、画面の表示やボタンの有無を制御する等も簡単です。
更に、監査に必要な全員の操作ログなども最初から出力できるようになっています。